今日はとんでもない下落に見舞われました。同時にかなり円高に進みましたので、先日の下げ以上のダメージを被ってしまいました。
こう行った時にリスク許容度が重要になってくるとしみじみ感じました。
株価が下がるのは気分が良くないですが、それで売買の判断ができるわけではないので、気分が良くないというそれだけの感想です。リスク許容度が麻痺しているのかもしれません。
これをみるだけであらゆる方向から資産が融けていくのがわかります。真っ赤すぎて逆にどこまでいくのか面白くなってくるぐらいです。
一体どこまで下がるのか、こういう下げを楽しもうとしていると、いつかはスルスルと上がっていくはずなのでただ待つのみです。
結局右肩上がりを信じているので、今相場を降りたところで何の意味もありません。理由もなくなんとなく売れば、なんとなく狼狽えて買い戻して、更なる下落を食らったり、上昇を取りこぼしたりするものです。
自分のが最初に買い始めた時の期待や想定が崩れない限りは、日々の値動きに投資行動を連動させないべきです。
FANG+銘柄を信じる理由
私の場合はハイテクの進化を信じているし、実感しています。これから以下のことが更に進んでいくと考えています。
- より多くの人がiPhoneやAndroid端末などを利用する
- IoTがより普及する(家電、車、時計などのアクセサリーなど)
- 時間の使い先が動画配信サービスなどにより振り分けられる
- タイパが重視され、通販などのネット購入がより利用される。
- 仕事などがクラウド化され、どこから/どの端末からでもアクセスできる
これらはFANG+銘柄と密接に結びついており、どれかが破綻しない限りは、このハイテク産業を信じ続けていきます。
強いて言えばFANG+銘柄は医療系を十分にカバーしていない点がネックですが、Amazonで医薬品の販売ができるように動いているなど、サービスの拡充も進んで行っています。
将来はApple Watchなどのスマートウォッチや各端末の情報が医療機関に提供され、AIによって分析されて効率よく、精密な医療診断に用いられる可能性も高いと思っています。
遠隔で手術する技術など、世界のIT化は止まることを知りません。
これらの電子機器はすべて半導体を用いて制御されています。
つまりハイテクの進化は半導体の進化。半導体の発展はハイテクの発展という相互作用が働いています。
私の投資価値観のイメージで言えば、
「これから建設業が来る!(建設株買う)」
→「建築材料も需要が上がるはず!(材料株買う)」
みたいな感じです。
そのため、ハイテク産業の中心にいるFANG+銘柄と、それを支える半導体銘柄を信頼しています。ファンダメンタルに変化がないどころか将来有望なのでこんな目先の上げ下げで狼狽える必要はないと思っています。
…不愉快ではありますが。
今日の資産推移
−85万円と大きく下落、1100万キープとか言ってられない状況になりました。
次は1000万をキープできるのか怪しい状況です。
下落だけを見れば不安になりますが、特に何かが起こったわけではありません。また、前回の4月頃の下落を思い返してみると気付きがあったので共有したいと思います。
下落はどこまで!?4月との比較
アメリカ株の雰囲気を掴むため広い対象をとっているS&P500を参考に考えていきます。
まず3月28日の高値5264.85から4月19日の安値4953.56までの下落は−311.29で、割合で言うと−5.91%でした。
これを今回の下落に当てはめてみると、黄色のラインの幅は4月の下落幅と同じにしてあるので、同額下落した場合を示しています。こうなると5358.38までは、あと70ドル程度下落することになります。
また、割合で言うと緑のラインは4月と同じ下落率(−5.91%)で引いています。そうなると5334.59までは、あと93ドルほどの下落になります。
15日間で下落しているので今回に当てはめてみると、最高値は7月16日につけているのでこれから15日後の8月6日あたりまでは下げ基調の相場になると予想されます。
いつから反転?目安は33日後!
次に3月28日の最高値を超える日がいつなのかを考えていきます。
この画像では最高値ぴったりに線を表示させることができませんでしたが、ほぼ同値の横線を引きました。このラインを超えてくるのは33日後の5月15日でした。
下落しきったのが最高値から15日後なので、下落後最安値から18日後になります。
これを今回に当てはめると8月30日あたりになるはずです。
無理やりにシナリオを当てはめると、
- 7月30日FOMC
特に利下げに関する新情報なし
- 8月6日今回の下落の最安値をつける
夏枯れ相場。失望売りや、大統領選などによるリスクオフの流れがピークに
- 8月中旬株価停滞
売られすぎから徐々に買い戻しが入る
- 8月30日最高値奪還
9月中はFOMCまでヨコヨコの推移で選挙戦・年末相場へ
こんな形になってくるかと思います。
心理的にはもうかなり下落しているのでここら辺で終わりにして欲しいところですが、このスケジュールとしてはしばらくは軟調な相場が続くと思います。
投資を始めた理由として、
・インフレ対策
・資本主義の右肩上がり
という2つがあると思います。
これが失われたわけではないので世界の成長を信じて握り続けていきます。
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