今週の予想資産増減は−83万円になりそうです。
今週で7月前半の利益が吹き飛んでマイナスになってしまいました。かなり残念な結果ですが、6月の上旬よりは上がっている状況です。
年間で考えれば全然上がっている状況なので、不安にはなりますがファンダメンタルズが変わっているわけではないので、気にせずに握り続けます。
この下げでも手放さなかったので、このハイテク・半導体に傾倒したポートフォリオでもまだリスク許容量を超えていないことがわかりました。
今週の資産推移ヒートマップ
新NISAが始まってから、自分の資産が最も下落した1週間のように思います。
そのため、各銘柄は真っ赤になっており、壮絶な一週間であったことがわかります。エヌビディアの2倍ブルのNVDUが緑色になっている理由ですが、下落時に買い増しをしたので資産上は上昇しているからです。
今回の追加購入が年末には吉と出ると思っているので、今は苦しいところですが気にせずに握り続けたいと思います。
気にしないと判断している理由は、下落要因は主に地政学リスクの高まりによるもので、ファンダメンタルズが悪くなっているわけではないからです。
むしろ、保有銘柄のニュースを見るとかなり期待できる内容も増えているので、気にせずにドッシリと構えていれば良いと思っています。
ファンダメンタルズの変化
今週は決算シーズンが始まり、保有している物の関連銘柄が少しずつ発表が始まりました。
直近で注目なのは火曜日に行われるテスラとアルファベットの決算です。FANG+の2銘柄なので、好決算を期待したいところですが、テスラは売り上げやロボタクシー発表延期などで不安要素があるので、ガイダンスなどで力強さを発揮してほしいところです。
また、各企業のニュースもありましたので少しずつまとめていきます。
決算:ネットフリックス
予想EPS:$4.74
結果EPS:$4.88(2.95%⬆️)
予想売上高:9.53billion
結果売上高:9.56billion(0.31%⬆️)
成長率:+17%(前年同期比)
予想EPSガイダンス:$4.74
結果EPSガイダンス:$5.10(0.31%⬆️)
予想売上高ガイダンス:9.83billion
結果売上高ガイダンス:9.73billion(1.02%⬇️)
会員数は順調に増え、広告付きプランの加入が好調なようです。
売上高ガイダンスに関してはドル高によって利益が押し下げられたことが要因であることが説明されています。
会員数の増加、EPSとEPSガイダンスも上昇しているので業績においてあまり不安を感じなくても良いように思っています。
広告付き会員数が増加しているので、広告収入も効率化が図られればより収入増も期待できるので見通しは悪くないと感じています。
コンテンツ配信がメインなネットフリックスが悪くない決算を出せたので、FANG+銘柄の中でも似た事業を持つアマゾンのプライムビデオなども好調である期待が高まりました。
こういったサブスクリプション系の事業は、安価でたくさんの娯楽を提供できることからインフレが続く現代において非常に優秀なビジネスプランだと思っています。
レンタルショップが激減する中で、レンタルがしにくくなっています。購入して楽しむ場合は、1作品を楽しむために数千円もかけなければいけませんが、サブスクなら月額料金を払うだけでその場で何作品も楽しむことが可能です。
これからのデジタル化社会ではますますこの需要は高まっていくことになりますので、ローカライズのノウハウがあるネットフリックスはまだまだ伸び代のある堅実な企業であると思っています。
AIバブルにはなっていない。半導体は将来有望!
ブロードコムがOpenAIと提携を協議中であることがわかりました。
これで、AIに対応する製品の供給企業が増えるかもしれません。まだ確定したものではありませんが、この話が出るということは、いまだにAIに特化した半導体の需要が高く、これからの需要も衰えないことが示唆されているように思えます。
今週のTSMCの決算では4−6月期の売り上げは総収入とEPSが市場予想を上回り、2024年の1−3月期の好調を維持していることがわかりました。
これによって、「AIバブルだから半導体は危ない」と言われるような状況ではなく、現在も半導体の需要が高いので、不安に思う必要はないと感じました。
また、7-9月期の業績見通しも予想を超えています。
これほど好調なのにも関わらず、現在半導体銘柄は苦境に立たされています。これは、アメリカが半導体に対して規制を検討しているという話から不安感が広がり、リスクオフの流れになっているのだと思います。
ただ、来年の見通しも良いので、特に悪いニュースが出なければ2025年までの見通しは素晴らしいもので、短期の上げ下げなどはノイズでしかありません。気にせずに握り続けていきます。
「2025年までの見通しは〜」ってことは2026年はどうなの?
となるかもしれませんが、2026年つまり2年後のことは誰にもわかりません。企業のアナウンスからは半導体の需要が高く、供給が追いついていない現状です。
そのため、現在販売されている製品の注文だけでも来年まで注文が続いていることが予想されます。
来年にはまた新しい製品が販売され、それの注文が2025年からということになれば、企業間の競争や、技術開発が進めば2026年以降も同様に活況になると思っています。
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